NOQUA ARCUSは、HP・MP・ガードを管理しながら魔法カードで戦う2〜6人のオンライン対戦です。場に置くと自分の手番の始めに効果が続く「円環」と、MPを払って使う大魔法「禁域」が特徴です。β版で遊べることと制作中のもの(回復・円環・禁域の17種類のイラストなど)は、ゲーム詳細にまとめています。

NOQUA ARCUSのβ版では、カードの組み合わせだけでなく、人間同士の対戦を続けられることと、相手が集まらないときにBotで試せることを両立させています。ここでは公開時の検証記録と、その後のスマホUIの変更を分けて紹介します。2026年11月2日時点の記録であり、以下の過去の件数を最新版の再実行結果として扱ってはいません。

β公開前に確認した範囲

Bot対応の公開対象は1対1と3〜6人の個人乱闘で、生存戦・円環戦に対応します。1部屋は最大6席、Botは最大5体です。人間同士の2対2・3対3は維持し、チーム戦へのBot追加は拒否する設計にしました。

公開前記録には、単体1053件、NOQUA Worker94件、Phase6ローカルWorker120件、旧Worker27件の成功が残っています。合計1294件、skipは0です。Workerの94件には旧保存14構成の互換性と処理量を観測する2件を含みます。保存済みの人間ルームを、新しいBot対応コードが読み込めることも確認対象でした。

一方で、物理iPhoneのSafari、大規模な本番負荷は未検証です。ブラウザのWebKitで成功したことを、実機iPhoneで成功したことに置き換えることはできません。人間6人が同時に操作した体験の評価も、この自動テスト件数からは分かりません。長期の生存戦についても、テスト通過だけで快適な試合時間を保証していません。

人間の部屋へBotを後付けしない

既存ルームを守るため、Bot情報のない保存データは人間対戦として処理します。Botを許可する設定は部屋を作る時点で保存し、運用設定を変更しても古い部屋へ後から書き込みません。

例えば、Bot公開前に作った人間用ルームを持っている人が、更新後に同じコードで戻っても、その部屋が突然Bot対応へ変わるわけではありません。Botを追加して試すには新しいルームを作ります。再戦も「新しいルームへ」から作成し直し、Botを再追加する流れです。

Botは人間の接続を装うアカウントではありません。外部操作用の資格情報を発行せず、判断にもそのBot本人から見える情報だけを渡します。相手の非公開手札まで読むAIにしてしまうと、人間の判断練習に使う前提が変わってしまうためです。

E2Eは初回から全成功ではなかった

公開前のブラウザ検証はChromium54・WebKit54、計108シナリオでした。初回は107成功、WebKitの乱入競合シナリオ1件が失敗しています。

原因は、クリック後にWorkerの保存が完了する前に、テストが状態を読んでいたことでした。そこで保存完了を待つようテスト側を修正しました。戦闘処理や期限を緩めて成功させたわけではありません。

修正後は該当試験をChromiumとWebKitで各3回再確認しています。「108件を修正後に全件再実行した」という記録ではないので、初回結果と再確認範囲を分けています。操作を送ったことと、状態が保存されたことを同じ完了条件にしない、という開発上の確認点がここで具体化しました。

スマホでは、手札・操作・戦況をどう並べたか

その後のスマホUIでは、幅600px以下を対象に、現在のフェーズを参加者一覧より先に置きました。資源や関係の情報を圧縮し、プレイヤーの詳しい状態は詳細ダイアログから読める構成です。全員分の説明を常時広げると、選んだ手札と実行操作が遠くなるためです。

手札のタブを切り替えても選択状態を維持し、実行に必要な操作をドックへまとめています。例えばカードを選択し、別の手札タブで組み合わせを確認して戻る場面でも、最初から選び直さずに続けられます。選択効果の詳細を確認し、実行後の経過をログで追う、という順番で読むと判断を戻しやすくなります。

このUIのE2Eでは320・375・390pxなどの幅に加え、6人・手札8枚の状態を使い、横へのはみ出しや主要操作の画面内配置を検査しています。これは画面条件を固定した自動検証で、あらゆる端末や文字設定を網羅した結果ではありません。11月2日のデスクトップ盤面・戦闘演出の更新も別の変更段階です。

初めて試すなら、Botとの1対1で手札選択と実行位置を確かめ、人数を増やして戦況表示を読む順にすると、操作とルールのどちらで迷ったかを切り分けられます。これは画面構成に基づく試し方で、利用者の成功率を測った提案ではありません。

遊べるモードはNOQUA ARCUSの詳細にまとめています。